HONMEMO

読書備忘録です。

2005-12-05から1日間の記事一覧

糸井重里の『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』評と「拒否できない日本」

ちょっと前のほぼ日の「今日のダーリン」から。 『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』 借金あるらしいけれど絶好調の橋本治の「経済本」です。とにかく根っこの根っこの部分から考えるのが、橋本くんの特長ですけれど、この新著もスゴイです。「勝ち組…

漢詩への招待/石川忠久

漢詩を読むのは高校の漢文の授業以来だろう。有名な蘇軾の詩「春夜」 春宵一刻値千金 花有清香月有陰 歌管楼台声細細 鞦韆院落夜沈沈 沈沈ってところでヘンなウケ方をしていたな、などとヘンなところだけ憶えている。 この本は、読み下し文と訳があるのだが…