数年前に福田和也の「地ひらく」を読んで、いずれは読んでみようと思っていた本。 ものずごく乱暴に単純化して言うと、世界の歴史は決戦戦争と持久戦争を繰り返してきたが、30年後くらいには(1970年頃)、日米(東亜と米州の2大ブロック)間で巨大な…
「まほろばの疾風」「漂泊の牙」と2作読んで、いいなと思いつつあと一歩という感じを持っていたけれど、本作は文句なし。最良のエンターテインメント。 遊女から主人公富治の妻となるイクの純情に涙し、富治と熊との死闘に思わず力が入る……こんなふうに書く…
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