HONMEMO

読書備忘録です。

2012-07-07から1日間の記事一覧

清貧の思想/中野孝次

20年前のベストセラー。バブルが崩壊して、こういう本が読まれるけれど、モノの呪縛を解くのは容易ではなく。 いずれ徒然草をゆっくりと。西行も。 清貧の思想 (文春文庫)作者: 中野孝次出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1996/11メディア: 文庫購入: 3人 ク…

カンガルー日和/村上春樹

初期の短篇集。「図書館奇譚」は、世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドの習作のよう。 カンガルー日和 (講談社文庫)作者: 村上春樹,佐々木マキ出版社/メーカー: 講談社発売日: 1986/10/15メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 120回この商品を含むブロ…

農のある人生/瀧井宏臣

副題にベランダ農園から定年帰農までとあるように、国民皆が何らかの形で農と関わる「市民皆農」を提言する。団塊の世代が大量定年を迎える2007年問題などと言われた年から5年経って、「定年帰農」はどうなっているだろうか。地方の集落を支えるのはいずれに…