HONMEMO

読書備忘録です。

本・読書

赤瀬川原平死去

今年の読書まとめ

読書メーターによると、今年読んだ本は、166(1日平均0.46)、ページ数は55705(1日平均153) で、ほぼ昨年並みだが、私としては非常に多い読書量。 小説はあまり読まなくなり、HONZなどを参考にノンフィクション系を多く読んだ年になった。 印象に残った本は、 …

面白い本/成毛眞

HONZは愛読サイトなので、本書を買う必要がどこまであるか、疑問でもあったのだが。一読してトイレット・ライブラリーに。 面白い本 (岩波新書)作者: 成毛眞出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/01/23メディア: 新書購入: 3人 クリック: 30回この商品を含…

今年の読書まとめ

今年読んだ本は、168冊、1日平均149ページ(読書メーターによる)で、読書記録をつけ始めてから一番よく読んだ年になった。 年末恒例、今年の○冊。思いつくままなので、何冊になるか・・・。 小説では、 辻原登 許されざる者 (上) (集英社文庫) 津島佑子 火の山…

丸谷才一死去

文壇の重鎮死す(13日)。 丸谷才一は、「笹まくら」より「たった一人の反乱」が好きだったようだ。 ぼくの小説は前の長編に対する自己批評から始まる。『たった一人の反乱』の6年前に発表した長編『笹(ささ)まくら』は、徴兵忌避者だった大学職員による逃…

今年の3冊

読書メーターによると、私の今年読んだ本は106冊(1日平均0.29冊)、読んだページ数は31583ページ(1日平均86ページ)。上下をそれぞれ1冊に数えることをしないと、89冊。 恒例により今年の3冊。いずれも古典といってよいもの(周五郎は比較的新しいですが。)。…

人生を救え!/町田康・いしいしんじ

毎日新聞に連載された町田康による人生相談(!)と、町田康といしいしんじの街歩きをしながらの対談です。 「パンク歌手に成り下がった」と言う町田康が人生相談をする、というところがみそで、そこがいいのですね。 人生を救え! (角川文庫)作者: 町田康,い…

北杜夫死去

私の中で、ちょっと特別な位置を占める作家が亡くなった(記事)。「楡家」の再読の契機としようかな。

今年の3冊

毎年恒例のまとめを。 今年読んだ本は、71作品(87冊)。ことしは結構良い本に多く出会えた年だったように思います。 恒例によって、今年の3冊と思いましたが、絞るのが難しいので、思い出すまま。 まずは何と言ってもこれ。加賀乙彦「永遠の都」 日本文学で…

ライ麦畑で赤頭巾ちゃんが風の歌を聴いて

柴田元幸の追悼文を読んで、サリンジャー死去ということはやはりメモしておこうかなと。 「ライ麦畑でつかまえて」を読んだのは大学の教養課程の頃、その影響を受けているとか言われていた庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」を読んだのはその少し前、受験勉…

芥川賞・直木賞

直木賞は、佐々木譲と白石一文ですか。 佐々木譲は、最近久しぶりに読んだ「笑う警官」ががっかりだったし*1、白石一文は昔読んだ「一瞬の光」が全く肌に合わなくて*2二度と読まないだろうと思っている作家なので、なんだかなあという感じではあります。 時…

今年の3冊

はてなで読書記録をつけ出して5年になるというのは、ちょっと驚きですが、最近は読書量が減ってきて(今年は、70冊(62作品)、今年の3冊もないもんだという感じではあるのですが、毎年のことなのでとりあえず選んでみることにします。 まずは、学術・教養関…

考える人

これまでも何度か立ち読みをしたことはあったのですが、定期購読してもいいかなと思ったりしています。 考える人 2009年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/10/03メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (27件) を見る

本屋大賞

本屋大賞は、デビュー作での受賞ですか。10年経って、書店員の皆さんの先見の明が評価されればよいけれど…。

本屋大賞ノミネート作

いつ発表されていたのか。もうすぐ大賞が決まるんですね。読んでみようかと思うのは飯嶋和一くらい。 本屋大賞

芥川賞・直木賞

ほとんど関心を失っているが、メモ。 記事はここ(候補者はここ) メッタ切りはここ

今年の3冊

今年は読書量が激減。73作品(77冊)*1。来年はもっと少なくなるかもしれないなあ。 例年のことなので、今年の3冊。どれもこれも今更ながら感強し。 フィクションから、大聖堂/ケン・フォレット ノンフィクションから、イサム・ノグチ/ドウス昌代 学術・教養…

谷川俊太郎詩選集1

詩集の印税で食べられる詩人は谷川俊太郎くらいとか。半年くらいかけてぼちぼち読んだ。 谷川俊太郎詩選集 1 (集英社文庫)作者: 谷川俊太郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/06/17メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (49件) を…

芥川賞・直木賞受賞作発表

芥川賞は、楊逸「時が滲む朝」、直木賞は井上荒野「切羽へ」。 TVニュースで、楊逸のインタビューを見たが、流暢とは言えない日本語だった。話すのと書くのは違うということなのだろう。 asahi.com(朝日新聞社):芥川賞、楊逸さん「時が滲む朝」 初の中国…

芥川賞・直木賞候補発表

ちょっと前に比べ、興味が全然持てなくなっている…けれど、とりあえずリンク。 http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080703bk07.htm (7/14追記) メッタ斬りはここ。

三島由紀夫賞・山本周五郎賞発表

三島賞は田中慎弥「切れた鎖」、山本賞は今野敏「果断 隠蔽捜査2」と伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」と発表。 お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

大宅賞・本屋大賞など

最近、本もあまり読めず、また、情報収集もままならない。久しぶりに少しあちこちみたら、大宅賞やら本屋大賞、ちょっと前には大江健三郎賞なんてのも発表になっていたようだ。 お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 城戸久枝「あの戦争から遠く離れて」は…

本の雑誌ベスト10

web上に本の雑誌のベスト10(ノンジャンル&文庫)がupされていた。文庫の2位、萩原延壽『遠い崖』というのは、副題にアーネスト・サトウ日記抄とあるのだが、随分と大部になっているけれど、どうだろう。サトウの「一外交官の見た明治維新」はすごく面白い…

本屋大賞ノミネート作発表

私自身の関心が本屋大賞の守備範囲からずれてきているのを感じる。第1回が小川洋子だったように、もう少し純文学系に寄るといいのになあと。今回のメンツも何か新味がない気がしてしまう。堀江敏幸とかを推す書店員さんって、いっぱいいそうな気がするんだけ…

芥川賞・直木賞発表

芥川賞、直木賞発表。芥川賞が川上未映子「乳と卵」、直木賞は桜庭一樹「私の男」。本命の受賞というところかな。いずれもすぐ読みたいという感じでもない。 asahi.com:芥川賞に川上未映子さん 直木賞は桜庭一樹さん - 出版ニュース - BOOK

芥川賞・直木賞ノミネート作発表2

リンクをたどっていたら、トヨザキ社長こと豊崎由美氏のブログ「書評王の島」を発見。メッタ斬りを楽しみにする。 (1/9追加)メッタ斬りはここ

芥川賞・直木賞ノミネート作発表

芥川賞・直木賞ノミネート作発表。 http://book.asahi.com/news/TKY200801060153.html http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080107bk11.htm 芥川賞は毎度のことながら全然わからない。 直木賞については、佐々木譲は、かつて「エトロフ発緊急電」、「ベル…

回顧の季節4

今年読んだ本は、例年の数え方で133作(146冊)。で、例年のとおり今年の3冊。今年は、大宅壮一ノンフィクション賞受賞作などノンフィクションをよく読んだので、その中から、本田靖春「不当逮捕」。 純文学系からは、昨年に引き続きやはり堀江敏幸で「雪沼…

回顧の季節3

朝日の書評委員のおすすめ3冊はこれ。 気になるのは、北田暁大、鴻巣友季子、酒井啓子、重松清、橋爪紳也、渡辺政隆あたりの推薦本。特に、重松推薦の「滝山コミューン一九七四」(原武史著)、「蟻の兵隊」(池谷薫著)。

回顧の季節2

有隣堂読書推進委員の「今年の一冊」。松浦理英子「犬身」のほか、そのうち読みたいと思うのは、最相葉月「星新一」、城戸久枝「あの戦争から遠く離れて」。

回顧の季節

今年もあと10日ほどとなって、今年1年を振り返る企画や「○○がすごい」なんてのも出そろってきたようだ。読売のサイトを、とりあえずリンク。松浦理英子は気になっている作家なので、いずれ。 お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) お知らせ : YOMIURI ONLI…

いい家は無垢の木と漆喰で建てる/神崎隆洋

最近本を読む時間が取れない…。感想を書いておくような本でもないのだが、埋め草として。 コストの話がないし、無垢材の欠点を甘んじて受けとめろというのか、その対処のしようがあるのかといったことが書かれていなくて、要するに自社宣伝本以上のものでは…

サントリー学芸賞・野間文芸賞

サントリー学芸賞 飯尾潤「日本の統治構造」がサントリー学芸賞を受賞。福岡伸一「生物と無生物のあいだ」は社会・風俗部門で。 お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 野間文芸賞 佐伯一麦「ノルゲ」はいずれ読む。 新人賞の鹿島田真希、西村賢太は芥川賞…

yahoo文学検定クイズ

なんてのをやってみた。25問正解で、文学助教授でした。あほくさ。 →すぐに遊べるゲーム - Yahoo!ゲーム

「カラ兄」を読め…高橋源一郎

高橋源一郎の「カラ兄を読め」という記事をどう読むか。「『カラマーゾフの兄弟』は『カラ兄』になっていて、しかも、その文庫の新訳が、ものすごく売れているというのである。」というのは、ひょっとして「スゴ本さん」の影響力によるものか*1? 私は学生の…

小林秀雄賞・続

内田樹「私家版・ユダヤ文化論」の小林秀雄賞受賞についての仲俣暁生「海難記」の記事が面白いので、リンクを張っておく。 はてなダイアリー はてなダイアリー

小林秀雄賞

内田樹「私家版・ユダヤ文化論」が小林秀雄賞を受賞。小林秀雄賞って、もうちっと堅めのものをターゲットにしてもいいんぢゃないかという気もするが。 などといいながら、「私家版・ユダヤ文化論」は大いに気になっていた本なので、これで新古書店で見つけや…

芥川賞・直木賞発表

芥川賞は諏訪哲史「アサッテの人」、直木賞は松井今朝子の「吉原手引草」。北村薫受賞の目はまだあるのだろうか……。 cf.asahi.com:芥川賞に諏訪哲史さん、直木賞は松井今朝子さん - 出版ニュース - BOOK

芥川賞・直木賞候補作発表

芥川賞、直木賞の候補作が発表された。 記事→<朝日><読売> おっと、恒例メッタギリは、ここ。 <芥川賞> 円城塔「オブ・ザ・ベースボール」、川上未映子「わたくし率イン歯ー」、柴崎友香「主題歌」、諏訪哲史「アサッテの人」、前田司郎「グレート生活…

三島由紀夫賞選考委員改選

三島賞の選考委員が改選されたようなので、メモしておく。→記事 新委員は小川洋子、川上弘美、辻原登、平野啓一郎、町田康。 規定では任期4年となっているので、任期満了による改選なのだろう。宮本輝なんかずいぶん長いことやっていたように思うので、再任…

三島由紀夫賞選評

「新潮」の三島賞の選評を立ち読み。想像どおりテルちゃんはブーたれていた。パラパラ読んだ感じでは、もう選考委員を辞めるって感じだったな。実際やめた方がいいのかも。たぶん、宮本輝は、筒井康隆の対極にあって、前衛を理解して評価しようという姿勢が…

山本周五郎賞と直木賞など

読売の書評サイトに山本賞についての記事。そんなに目新しい情報はないけれど、直木賞との関係が非常に強いことが改めてよくわかる*1。 この記事では、直木賞・芥川賞を後に受賞した人が9人いることが分かるが*2、逆に1988年の創設以降2004年以前に山本賞を…

ポケットに名言を/寺山修司

名言、箴言っていうのものの響き方は、やはり出会い方によるところも大きいだろう。まとめて示されてもウワァという感じだな。 ひとつだけ、沁みたものを部分的にメモ。 …… それは…詩になりました どんな名台詞よりもしみじみと心に沁みました 口ずさんでい…

三島由紀夫賞選評(断片)

読売の書評サイトに三島賞についての記事。 佐藤友哉の受賞作「1000の小説とバックベアード」について、選考委員の一人、島田雅彦は 「大変子供っぽい作品ではあるけれど、文学に真摯(しんし)に向き合う姿勢がある。ドン・キホーテの突撃を高く評価し…

藤原伊織さん逝去

冥福をお祈りします。「テロリストのパラソル」は息長く読み継がれると信じます。 asahi.com:作家の藤原伊織さん死去 - 出版ニュース - BOOK

三島賞・山本賞発表

三島由紀夫賞は、佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」、山本周五郎賞は、恩田陸「中庭の出来事」と森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」と発表。asahi.com:第20回三島由紀夫賞・山本周五郎賞決まる - 出版ニュース - BOOK 三島賞は、佐藤の受賞…

新「敗戦後論」‐論座6月号/加藤典洋

加藤典洋の論文の紹介が朝日の書評サイトに(記事)。 「敗戦後論」における憲法「選び直し」の論をさらに深めたものということで興味をそそられる。「内田樹・神戸女学院大教授の主張を踏襲する論」とあるけれど、内田樹の「9条どうでしょう」は加藤典洋の…

三島賞・山本賞候補/芥川賞・直木賞選考委員

三島賞、山本賞候補作発表 三島由紀夫賞、山本周五郎賞の候補作が発表された(記事)。 三島賞 西川美和『ゆれる』 本谷有希子『生きてるだけで、愛。』 柴崎友香『また会う日まで』 いしいしんじ『みずうみ』 佐藤友哉『1000の小説とバックベアード』 …

知的複眼思考法/苅谷剛彦

批判的に読むこと、批判的に議論し、書くこと(代案を示すこと)、問いを立て、問いを問うことなど、「偏差値教育」などを実例として、常識にとらわれずに自分の頭で考える思考法を、丁寧に、わかり易く、実際的に説く。 この本だって、批判的に読み、批判的…

大宅壮一ノンフィクション賞

大宅賞は、佐藤優「自壊する帝国」と田草川弘「黒澤明VS.ハリウッド」と発表。佐藤優は「国家の罠」を面白く読んだけれど、やはり何だか生理的に好きになれないのだ。大宅賞受賞作はハズレなしと個人的には信頼している賞なのだけれど、佐藤優の作品は積極的…