HONMEMO

読書備忘録です。

本・読書

今年の三冊?

昨年同様の数え方で、今年も何冊読んだか数えてみたら115作品、128冊。 読売、朝日の書評家やはてなアンケート(人力検索だったか?)、梅田望夫さんなども含めて、今年の三冊というのをやっているので、まねしてみる*1。 日本の小説から、堀江敏幸「いつか王…

野間文芸賞など

野間文芸賞は黒井千次、野間文芸新人賞は、中原昌也とか。中原昌也は読んだことがないけれど、黒井千次とはずいぶん毛色が違うような気もする。黒井千次も昔教科書に短編がのっていてつまらなかったという記憶がある位のものなのだが・・・。 http://www.yomiur…

藤原正彦推薦本

読売の読書サイトに、藤原正彦の推薦本に関するコラムがUPされて、気になる本が結構あるので、備忘のためリンクを貼っておく。 http://www.yomiuri.co.jp/book/column/pickup/20061107bk02.htm

好きな作家

やや旧聞に属することだけれど、読売と毎日がそれぞれ読書関係の調査の結果を出したようで(ひょっとして読書週間とやらか?)、そのうち好きな作家についての調査結果は、次のとおり。赤川次郎って人気なんだなあ。ほんとかねって気もするけれど。1冊くらい…

小島信夫さん逝去

ごく最近になって「抱擁家族」を読んだだけの私にとって、そんなに大きな感慨があるわけでもないのだが、坪内祐三「「別れる理由」が気になって」が気になって。と言って「別れる理由」が気になっている訳では多分なく・・・。「アメリカン・スクール」はい…

わらうべし。

都心の本屋を覗いたら、村上春樹を大展開。ノーベル文学賞はずれて、大いにわらうべし*1。いやというほど売れてる作家なのによくやるよ。朝日新書はくせにさせようと画策したり??、ご苦労なことだ。加藤典洋のイエローページの文庫化もこの流れにのったもの…

木村尚三郎さん逝去

学生の頃、「ヨーロッパとの対話 (角川文庫)」「和魂和才のすすめ (角川文庫 白 262-5)」などを読んだ。軽妙洒脱な話しぶりを思い出す。ご冥福をお祈りします。

文学賞メモ

第1回中央公論文芸賞は、浅田次郎「お腹召しませ」か・・・とよみうりの読書サイトでみつけて、中央公論のサイトを覗いてみたら、決定は8月末という大昔だった。ついでに、同じ頃、谷崎潤一郎賞も決まっていたようで、小川洋子「ミーナの行進」とか。→本よみ…

ドゥマゴ文学賞など

4日、今年のドゥマゴ文学賞は、平松洋子「買えない味」と発表。今年の選者は、山田詠美。その選評などはここ。山田詠美ってやはりうまい。受賞作を読んでみたいと思わせるもの。一方、山田詠美が「世にも美しい」として引用している平松洋子の文章は、美しい…

吉村昭さん逝去

高熱隧道、破獄、ポーツマスの旗、戦艦武蔵、生麦事件、プリズンの満月、海の史劇などなど大好きな作家だった。ふぉん・しいほるとの娘とかまだ読んでいない本も多くある。 ご冥福をお祈りします。

芥川賞・直木賞発表

芥川賞は伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」。直木賞は三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」と森絵都「風に舞いあがるビニールシート」 なんとまあ、芥川賞受賞の伊藤たかみって男だったのか・・・うら若き美女かと思ってた。角田光代のダンナさんだって、初め…

芥川賞、直木賞候補作発表と恒例のメッタ斬り

まあ毎度時間が経ってからメモしているのだけれど、今回もメッタ斬り予想も始まるようなので、メモしておく。nikkeibpの豊崎由美、大森望による恒例メッタ斬りはこちら 芥川賞候補作 伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」=文学界6月号 鹿島田真希「ナンバーワ…

米原万里さん死去

早すぎる・・・。ご冥福を祈ります。 asahi.com: ロシア語通訳の米原万里さん死去 エッセーなどでも活躍 - BOOK

三島由紀夫賞、山本周五郎賞発表

三島賞は古川日出男「LOVE」、山本賞は宇月原晴明「安徳天皇漂海記」に決定。お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

三島由紀夫賞、山本周五郎賞ノミネート作発表

お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 三島賞は、いしいしんじ「ポーの話」、古川日出男「LOVE」、芥川賞候補になった西村賢太「どうで死ぬ身の一踊り」など。周五郎賞は、阿川佐和子「スープ・オペラ」、福井晴敏「Op.ローズダスト」、伊坂幸太郎…

大宅壮一ノンフィクション賞、新田次郎賞発表

大宅賞は、奥野修司「ナツコ 沖縄密貿易の女王」(文芸春秋)と梯久美子「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」(新潮社)、新田次郎賞は、真保裕一「灰色の北壁」(講談社)だそうだ。

本屋大賞、中央公論文芸賞

本屋大賞は、もはや旧聞に属するけれど、備忘のため。恒例のメッタ切りはこちら。 大賞 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 リリー・フランキー(扶桑社) 2位 『サウスバウンド』 奥田英朗(角川書店) 3位 『死神の精度』 伊坂幸太郎(文藝春秋…

大人の科学マガジンvol.09

先日、おまけの手作りプラネタリウムにつられて(というか、雑誌の方がおまけか?)、丸善で衝動買いした。雑誌の方はパラパラめくっただけでほとんど読んでいない。子供の頃の学研の「科学」「学習」も付録が楽しみだった。プラネタリウムは、息子が喜ぶか…

国際交流基金シンポ『春樹をめぐる冒険―世界は村上文学をどう読むか』

村上春樹がフランツ・カフカ賞を受賞するそうで、エキサイト・ブックスで、これとタイミングを合わせたかのように標記のシンポジウムが開催されることが紹介されていて、「この機会に行ってみると面白いだろう」とあるので、申し込もうかと思ったら、とっくに…

芥川賞選評など文藝春秋立ち読み

文藝春秋を立ち読み。芥川賞の選評。石原慎太郎は、個別の評に立ち入らず、最近の新人の作品は全然ダメってな感じで、ハア左様でございますかって感じ。宮本輝は、松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」を推していた。へえ。 このほか、坪内祐三の見開…

本の雑誌ベストテン

本の雑誌社のノンジャンルベストテン、文庫ベストテン。1989年(文庫は2001年)からのバックナンバーもあって参考になる。このベストテンって結構ハチャメチャな決め方をしているんだよな、たしか。だからどうだというわけではないけれど。

白夜行ミリオンセラーの残酷

TVドラマのおかげで、東野圭吾「白夜行」がまた売れているとか。ついさっきAmazonで3位だった。結構なことだが、ドラマの初回をみる限り、ドラマをみてから小説を読んだのでは、その面白味は半減するだろう。TVドラマとしては、倒叙法的手法かつ雪穂と亮司の…

芥川賞・直木賞

もう旧聞に属するけれど、備忘録としては、受賞者などをメモしておかないと役立たずになるというもの。リンクだけだとリンク切れもあるので、一応メモメモ。芥川賞は、絲山秋子「沖で待つ」、直木賞は東野圭吾「容疑者Xの献身」と。本命というか、メッタ切…

本屋大賞ノミネート発表

www.hontai.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。 『県庁の星』桂望実(小学館) 『告白』町田康(中央公論新社) 『サウスバウンド』奥田英朗(角川書店) 『さくら』西加奈子(小学館) 『死神の精度』伊坂幸太郎(文藝春秋) 『その日のま…

メッタ切りのお二人による芥川賞・直木賞受賞予想

恒例の大森望・豊崎由美のお二人による予想がNIKKEIBPで。11日には候補作の論評も出るとか。 芥川賞・直木賞の受賞作を「メッタ斬り!コンビ」が予想 - トレンド - nikkei BPnet 昨日、松尾スズキの「クワイエットルームにようこそ」を衝動買いしてしまった…

芥川賞・直木賞候補発表

お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 話題は松尾スズキの芥川賞ノミネートでしょうね。正月に「イン・ザ・プール [DVD]」を借りてきて彼の怪演を感心してみたけれど、精神病院を舞台とする候補作「クワイエットルームにようこそ」は彼が精神科医伊良部を…

本屋大賞

本屋大賞は、恩田陸「夜のピクニック」*1。単行本は基本的に買わないので(書店員さん、本屋さんごめんね。)、ノミネート10作品は、いずれも読んでいないし、この中で読んだことのある作家も恩田陸と飯嶋和一だけ(ノミネート作品は、比較的新進作家が多い…

eBOOKOFF

eBOOKOFFに発注した本が届いた。Amazonはたまに利用しているがこちらは初めて。古書だけにちょいと心配していたが、どの本もきれいで問題なし。良かった。2000円以上で送料がただになるので、どっちでもいいような本まで買っちゃったが・・・。積読本がまだ…