疾走する横浜青春グラフィティ。ちょっと知的な不良って、格好いいなと思う。70年代の横浜ってこんな感じだったのか。どん臭い東京の中学生だった頃だから良く分らないが、ある種スノビッシュな登場人物たちが生き生きしている。(スノビッシュといったら登場人物たちはきょとんとするか、怒るかするような気もするが、偽悪的スノッブという印象も)
「あ・じゃ・ぱん」は文庫化されないのかな。
- 作者: 矢作俊彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/07
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (13件) を見る