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読書備忘録です。

漢詩への招待/石川忠久

 漢詩を読むのは高校の漢文の授業以来だろう。有名な蘇軾の詩「春夜」

春宵一刻値千金
花有清香月有陰
歌管楼台声細細
鞦韆院落夜沈沈

沈沈ってところでヘンなウケ方をしていたな、などとヘンなところだけ憶えている。
 この本は、読み下し文と訳があるのだが、原文に返り点、レ点がついていないのが不便。中国語が少しでもできると韻とかリズムも分って百倍楽しめるのだろうなと思う。時間をかけてゆっくり読みたい本。リタイアしてからかな。

漢詩への招待 (文春文庫)

漢詩への招待 (文春文庫)