新宿鮫シリーズの第2作。第1作に比べて、スケールが大きいというか、劇画的というか、ドラマチックになっていて、この点の好みは分かれるところだろう。鮫島と似たところのある台湾人刑事郭との友情、中国残留孤児2世奈美と毒猿との関係の描き方などもなかなかいい。
虫垂炎ってのがなあ・・・予測できる結末ではあるのだけれど、なんだかもう一つ。
- 作者: 大沢在昌
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1998/08
- メディア: 文庫
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