メモしておきたいことがたくさんあるのだけれど、今はちょっとアルコールが入っていることもあってまとまらない(というかまとめる気力がない)。
文学・思想と政治というのもなかなか難しくてよく分らないのだけれど、憲法改正、靖国といった基本的政治問題をどう考えるかというときに、やはり哲学的にというか、根っこの方から考えておかなくてはいけないのではないかなと思ったサ。氏の「ねじれ」などの考え方は説得力がある(一方、違う理解の仕方もあるのではないかという疑念を私自身の中では否定しきれていないけれど)。
何れにせよ、考えさせる本は良い本だ。昨日からヒマな時にグルグルグルグル考えている。大岡昇平、竹田青嗣、岸田秀、太宰治、サリンジャーなど、本書で言及された著書を是非読んでみたい(あるいは再読したい)と思わせる。
- 作者: 加藤典洋
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/12
- メディア: 文庫
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