敗戦国(おそらくはアメリカ)の学校に来た戦勝国からの先生の「最初の授業」23分間で、子供達はどのように変わったか。邦題は「奇跡」としているけれど、別に奇跡でも何でもないように思える。子供の心がvulnerableであるということは比較的常識に属することであって、この本が子供の洗脳が如何に容易であるかを描いているかというと必ずしもそれ程印象的に描いているものではないのではないだろうか。
子供がpledgeの意味を理解していないなんてのは当たり前の話だろう。わが娘は、3年間、毎朝米国旗に忠誠を誓っていたわけで・・・。そのおかげで(?)彼女は今でも米国シンパのようだけれど。
娘がアメリカ人の子供のアクセントで自慢げに教えてくれたpledgeが懐かしく思い出されたので、メモしておく。
I pledge allegiance to the flag of the United States of America, and to The Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.
- 作者: ジェームズ・クラベル,青島幸男
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1988/07/20
- メディア: 文庫
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