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読書備忘録です。

本屋大賞、中央公論文芸賞

 本屋大賞は、もはや旧聞に属するけれど、備忘のため。恒例のメッタ切りはこちら
大賞 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 リリー・フランキー(扶桑社)
2位 『サウスバウンド』 奥田英朗(角川書店)
3位 『死神の精度』 伊坂幸太郎文藝春秋
4位 『容疑者Xの献身』 東野圭吾文藝春秋
5位 『その日のまえに』 重松清文藝春秋
6位 『ナラタージュ』 島本理生(角川書店)
7位 『告白』 町田康中央公論新社
8位 『ベルカ、吠えないのか?』 古川日出男文藝春秋
9位 『県庁の星』 桂望実(小学館)
10位 『さくら』 西加奈子(小学館)
11位 『魔王』 伊坂幸太郎(講談社)
 私は「魔王」を予想したような気もするが、気のせいか。県庁の星より下だし・・・。メッタ切りのお二人の感想もなんだか歯切れがよくないけれど、100万部以上売れてるような本をほんとに「一番売りたい」の?ほっといても売れてる本に賞くれてやってどうすんのよって、ひねくれ者は思ってしまうなあ。
 中央公論文芸賞ってのができるらしい(本よみうり堂4月7日付記事)。選考委員=渡辺淳一鹿島茂、林真理子だとか。私は鹿島さんの本を読んだことがないけれど、なんか大変そう。3人中2人は直木賞選考委員だし、なんだかよく分んないなこりゃ。そもそも中央公論がエンタメの賞なんか作る必要あんのかね。まあどうでもいいけれど。