HONMEMO

読書備忘録です。

ゴミと罰/ジル・チャーチル

 何てタイトルかって、そもそもが‘Crime and Punishment'をもじった‘Grime〜’なのだからそうなる。掃除婦殺しってことで。シカゴ郊外に住む主婦(未亡人)ジェーンが隣家で起こった掃除婦殺しについて素人探偵になって活躍するというお話。犯人を捕まえるためにジェーンは罠をはる。犯人がこの罠にかかるということは有り得ないと私には思えるのだが、しっかり捕まって大団円。アガサ賞最優秀処女長編賞受賞だそうだ。
〔・・・あ、こりゃネタバレだろうか?この本の面白さは(ミステリとしてのそれを含めて)以上の程度では損なわれないと思うけど。怪しげな部分を白字にしてみる。だからどうだと言う気もするが(以上5/12、8/12追加)〕

ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))

ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))


105円@ブックオフ