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HONMEMO

読書備忘録です。

太陽

映画

 昨日朝11時半のを見ようと思って割りに早く行ったのだけれど*1満席とやらで、1時半から見る。銀座シネパトスにて。
 昭和天皇は、天皇機関説問題、ニ・ニ六事件等を経て神格化されていったとはいえ、絶対権力を自ら積極的に行使するということをしなかった。むしろ昭和天皇自身、機関説でいいじゃないかという考えであり、また、自らの見解を述べることに慎重になっていった中で、周囲が、世論が暴走していった・・・。そういう昭和天皇は、「ひとりの人間として」その人生をどう考えていたのだろう。人間宣言を出して、皇后と再会するラストシーンは、微笑ましく、ほっとする。イッセー尾形桃井かおりが見事だ。
 平成にならないと作れなかった映画だろうし、今でも日本人がプロデュース・監督してこの映画を作るとすればかなりの勇気が要るのではないか・・・外国映画だからこそ、史実とかにあまり神経を使わずに作れるという面はあるだろう。そんな、良い意味での中途半端さ、距離感がこの映画の面白さかなとも思う。
 公式サイト=http://www.taiyo-movie.com
 <以下、8月12日付記>
 町山智浩の評=http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060318 ラストシーンは人間宣言を出す前なのかなぁ。

*1:ブログを検索して混雑しているのが分ったので。