HONMEMO

読書備忘録です。

普通に面白くない

芥川賞作家平野啓一郎がはてなでブログを立ち上げて、楽しみだ*1
「普通においしい」というタイトルの日本語の使い方に関する記事(http://d.hatena.ne.jp/keiichirohirano/20061130)が人気になっているけれど、そのタイトルになぞらえて言えば、よくある陳腐なお話で「普通に面白くない」。どういう経緯で書かれた記事なのかが書かれていないので、なんだか不思議な感じ。
その冒頭に

意外に思われるかも知れませんが、僕は「日本語の乱れ」と言われるような話が好きではありません。

とあるけれど、全然意外に思わないのは、11月14日の記事に氏が「僕的には」という言葉を使っていて、へぇ〜と思ったから。平野氏より一回り以上も上になる私には「僕的には」という言葉はなかなか使えない。そういう言葉はおかしいから使うべきではないとか、そんな風にはまったく思わないけれど。
むしろ違和感を感じるのは、この記事のブックマークに「同意」というコメントが結構多く着けられていること。「同感」ならわかる気もする…。う〜ん、何で違和感を感じるのか、いろいろ考えてみたけれどよく分らない。分らなくてイライラしている。

*1:難解そうなイメージがあってこれまで読んだことはないのだけれど。