1933年から36年にかけて日本に滞在したドイツ人建築家ブルーノ・タウトの印象記。桂離宮が好き、東照宮が嫌いというのは、簡素対華美の好みということもあるが、天皇至上の時節柄でもあったからだろう。
伝統を守り伝えることと新しい文化を取り入れることの調和の難しさ…みたいな話もあるが、はあそうですか、という感じでもある。
- 作者: 森とし郎,ブルーノ・タウト
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1991/12/05
- メディア: 文庫
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