HONMEMO

読書備忘録です。

めぐらし屋/堀江敏幸

「名作」とは言われないのかもしれない。軽〜い感じだし。しかし、こういう小説をまさに読みたかったのだ、いい時間を過ごした、という満足感がある。

つまらない思い出?そうかもしれない。でも、ひとが聞いたらなんの面白みもないようなことこそ、じつは最良の思い出ではないだろうか。

そんなエピソードをつないで、すっきりと、またこころ落ち着かせるものがある。この夏はさらに堀江敏幸を読む予定。

めぐらし屋

めぐらし屋


1470円@近所の本屋さん