「友と私」の自伝的ノンフィクションに、帰国運動の摘発をくっつけたという感じの本。帰国事業の欺瞞をこの本が暴いたということではないと思うし、何で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したのかよく分からない*1。振幅の激しい人のようで、好きな文章ではないので、そんなふうに思うのかもしれないが。
- 作者: 萩原遼
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/05
- メディア: 文庫
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300円@BO
(10/8追記)NHKスペシャル「北朝鮮帰国船」というのをやっていて、思わず見た。何万という文書を調べたという割に重要な新事実が見つかったという感じでもなく。