教養というジャンルでもないのだが、この手の本はあまり読まないのでピッタリしたカテゴリーがない。
土地は生産され、床は増加し続け、一方、金利は上昇するってことで、不動産価格は下落すると。長期的には人口も減るし、全体として見れば、価格が上がるというのはなかなかないだろうなというのは、まあ常識的な感覚ではある。
むしろ、耐震偽装問題で責任を問われるべきは国ではなく地方自治体だとか、地価税の復活などを含めた税制、財政についての見方になるほどと思わせるものがある。
事件を知らない学生さんとかも多いだろうな。
不動産は値下がりする!―「見極める目」が求められる時代 (中公新書ラクレ)
- 作者: 江副浩正
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/08
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