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読書備忘録です。

がんと闘った科学者の記録/戸塚洋二(立花隆編)

ノーベル賞受賞者小柴昌俊さんの弟子で、ノーベル賞に一番近い日本人と目されていた方だそうです。
骨の髄まで科学者だった人だということがよくわかります。
最後の最後まで、なにか社会に貢献できないかと追及する姿勢に感じ入るばかりです。2009年4月予定のJ-PARCの立上げを見届けたいと強く希望されていたようですが、叶わなかったようです。こういう方にはもっと長く生きて…詮ないことですね。
がん治療についての提言などももちろんそうですが、宗教、特に仏教についての考察などにも興味深いものがあります。
先ほど本書のもととなったブログを訪問してみました。庭に咲く花の写真がとてもきれいです。ご冥福をお祈りするばかりです。

がんと闘った科学者の記録

がんと闘った科学者の記録


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