食品、健康などをめぐるメディアの酷さはまあうんざりするほど承知していますが、科学者にも相当いい加減なのがいるようであきれます。こういうのが受け入れられる素地としての衆愚の問題かもしれませんが…。
有機食品が安全とは無縁の概念であることはもっと啓発されてよいと思います*1。有機なので安全ですという売り方は不公正な取引方法として取り締まってもいいのではないでしょうか。それから、遺伝子組み換え技術に対する消費者(団体)の非科学的態度はどうにかならないものでしょうかね。
メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)
- 作者: 松永和紀
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/04/17
- メディア: 新書
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*1:有機がいいというのはまあ「宗教」だよと言った友人の科学者がいますけれど。