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読書備忘録です。

海辺のカフカ/村上春樹

かみさんの本棚から。ギリシャ悲劇や近代思想を踏まえながら生と死を往来する物語です。ユーモアもあり、比較的軽いタッチでありながら、深みのある物語だと思います。
長編は、初期の3部作(長編と言ってもかなり短いですが。)と「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」しか読んでいませんが、「世界の終わりと…」とよく似た手法ですね。1Q84はどうなのでしょう。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)