資源価格と元レートの相関関係とか、米国経済の「大統領サイクル」とか、なかなか面白く、また、5年後の中国の大きく異なる2つのシナリオの提示も、新書本レベルの大雑把さではありますが、なかなか興味深いです。中国との関係がこれからの日本の政治・経済・社会を考える上で最も大きな位置を占めることは間違いのないので*1、この方面の本はこれからいろいろ読みたいと思います。
- 作者: 市川眞一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/08
- メディア: 単行本
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*1:そもそも中国との関係が一番重要ではないという時代は日本の歴史の中でほとんどなかったのですし。