母親が継母であり、また、貧しい家庭であったことなどもあって、弟はぐれていき、最後は結核で死ぬ。そんな弟に注がれる気丈な姉の愛情がこまやかに描かれています。映画化もされているようですが、映画では一つ間違うとお涙頂戴的な安っぽいものになりかねないような気もします。
- 作者: 幸田文
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1991/02/10
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母親が継母であり、また、貧しい家庭であったことなどもあって、弟はぐれていき、最後は結核で死ぬ。そんな弟に注がれる気丈な姉の愛情がこまやかに描かれています。映画化もされているようですが、映画では一つ間違うとお涙頂戴的な安っぽいものになりかねないような気もします。