「安心社会から信頼社会へ」の山岸俊男が中高生向けに書いたもの。極東ブログで紹介されていたこともあって手にとった。
以下キーワード風にメモ
- ジントニックの問題、スキー場のリフトの問題、離婚率減少の原因、少年犯罪の増加などの例 全体を見て本質をつかむことが重要
- 心でっかち 社会現象は、人間心理が引き起こしていると考えがちであること
- 根岸の里の侘び住まい マスコミの安直な解説の危険
- 教室のピグマリオン(予言の自己実現)、派手なクジャクの羽、いじめのらせん 社会、しがらみが作られていく
- ぐるぐる巻きの赤ちゃん(スウォドリング)の理解、説明の仕方 エミックアプローチとエティックアプローチ
- 女性脳と男性脳 女性脳はエミックな「理解」、共感が得意 それが苦手な人はエティックな理論的アプローチを
- しがらみ・空気=世間と、ルールが支配する社会
帯に糸井重里推薦→参考にほぼ日刊イトイ新聞 - 「しがらみ」を「科学」してみた。
「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門 (ちくまプリマー新書)
- 作者: 山岸俊男
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2011/11/07
- メディア: 新書
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