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読書備忘録です。

農のある人生/瀧井宏臣

副題にベランダ農園から定年帰農までとあるように、国民皆が何らかの形で農と関わる「市民皆農」を提言する。団塊の世代が大量定年を迎える2007年問題などと言われた年から5年経って、「定年帰農」はどうなっているだろうか。地方の集落を支えるのはいずれにしても老人ということか。今や60歳は老人ではないけれど。