「ハゲワシと少女」でピュリッツァー賞を受賞したカメラマンの自殺、ルワンダの虐殺についての取材などサブサハラ、南アでの人物取材によるノンフィクション。ただ、著者の感じたことや考え方を述べるウェイトが高く、ノンフィクションというよりはエッセイのよう。メディア論として考えさせられるところはあるけれど、どのエピソードも中途半端な感じでフラストレーションが溜まる。
- 作者: 藤原章生
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/08/20
- メディア: 文庫
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