高校最初の物理の試験で30点を取ってから、物理を敬遠していたのだが。
MITでのweb公開講義(白熱教室物理版だ)の楽しさは、紙媒体でも十分楽しい(実験の模様とかはやりビジュアルに見たいけど)。
著者専門のX線宇宙物理学についての解説も、ちと難しいところもあるけれど、興味深く読める。しかし、どうやって気球をうまく飛ばすかとか、結構トンカチ系のあまりアカデミックとは言えないような作業が大事だったり、予算を分捕る苦労が天下のMITでも大変だとか(軍があるのが日本とは違うのだろうな)、へぇと思うこともいろいろ。
- 作者: ウォルタールーウィン,東江一紀
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/10/13
- メディア: 単行本
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