ロング・グッドバイのあとにロング・グッドバイ。LでなくてRだけれど。
物語として(ハードボイルド作品として)矢作俊彦らしい独特の雰囲気がある。横浜、横須賀という地域を背景に米軍や中国系マフィア(?)の存在感が、2000年頃を舞台としつつ、戦後日本、ベトナム戦争をひきずって妙にリアル。
THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫)
- 作者: 矢作俊彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/11
- メディア: 文庫
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