第二次大戦中米国カリフォルニア州に設けられた日本人捕虜尋問所とそれにかかわる日米の関係者を巡るノンフィクション。
日本人捕虜は、「生きて虜囚の辱めを受けず」との戦陣訓から捕虜となった場合の身の処し方についての指導は行われなかった。そのことも背景にあって、日本人捕虜は、尋問に何でもよく答えたと(暗号までも)。
文体なのか何なのかわからないが、あまり好きになれない本。
解説は加藤陽子。
講談社ノンフィクション賞
- 作者: 中田整一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/13
- メディア: 文庫
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