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読書備忘録です。

亡国農政の終焉/山下一仁

著者は元農水省キャリア官僚。農政批判の中心は、農水省、農協、族議員という農政トライアングルが農業者、消費者のためであるべき農政を歪めてきたという点にある。
そして民主党農政が農協を退出させた後の農政大転換に期待している。著者の提案は、ウルグアイラウンド時のEUの改革に倣った直接支払の導入。(TPP受け入れ)、生産調整廃止とセットのようだ。さて、財政負担はどうか。
自伝的要素もあるが、なにやらちょっとイタイ。

「亡国農政」の終焉 (ベスト新書)

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