- 第1章 シカゴでの統一学力試験における教師のインチキ、大相撲のイカサマを統計データで見破る
- 第2章 情報の非対称性 KKK、不動産屋の盛衰は情報がカギ
- 第3章 ヤクの売人組織を会計的に分析すると、格差社会であることがわかる
- 第4章 アメリカの一時期の犯罪減少の原因は、中絶禁止の解除によるところ大
- 第5章 子供の将来に親がどんな人であるかは関係するが、何をするかは関係しない
など、計量経済学だか行動経済学だか社会学だかといった分類を許さないようなところが面白い。
まあ、第5章で、子供の名前を、人種、所得、親の教育水準別に分析するなんてのは、いったい何の役に立つのかとも思うけれど、これまた面白い。日本でDQNネームだか、きらきらネームだかを分析して比較すると面白いのでは?
- 作者: スティーヴン・レヴィット,スティーヴン・ダブナー,望月衛
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/04/28
- メディア: 単行本
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ヤバい経済学 [増補改訂版]というのがでているが、読んだのは旧版。