HONMEMO

読書備忘録です。

日本の路地を旅する/上原善広

路地とは、被差別部落のこと。中上健次がそう呼んでいたからだという。部落出身の著者が、日本各地の路地を訪ねて、部落問題の今を問うというものでもあるのだが、一方で、著者のきわめて個人的な物語でもある。
糾弾的でもなく、淡々でもなくという本書のような位置取りが新鮮なのかななどと思う。

日本の路地を旅する (文春文庫)

日本の路地を旅する (文春文庫)