第二次世界大戦中に書かれた各国(ポーランド、ドイツ、ロシア(ソ連)、フランス、イギリス、アメリカ、日本)のティーン・エイジャーの日記を時系列に、また、一定のテーマに沿って編集したもの。
日記の内容は、それだけでそれぞれに胸を打つものだが、本書の優れているところは、さまざまな国・民族の青少年が、それぞれの置かれた様々な状況の中で、どんなことを考えていたかということを対比的に読むことを可能にした優れた編集にある。
そもそもアンネの日記もきけわだつみの声も、読んでいないのだったな。
極東ブログの書評
成毛真の書評
- 作者: サラ・ウォリス,スヴェトラーナ・パーマー,亀山郁夫;田口俊樹;関口時正;河野万里子;赤根洋子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/08/06
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 82回
- この商品を含むブログ (11件) を見る