HONMEMO

読書備忘録です。

神去なあなあ日常/三浦しをん

 カバー裏に、林業エンタテインメント小説の傑作、とある。なにやら林業エンタテイメント小説というジャンルがあるようで、愉快。48年に一度の御柱祭のような村祭りの大祭や、神隠し、山おろしなどの不思議がなじむ山村の豊かな暮らしが楽しく描かれている。
 ゆき、祐子、直紀という3人だけの若い女性の登場人物がみな美人というのは、反則ではないかと思うけど。

神去なあなあ日常 (徳間文庫)

神去なあなあ日常 (徳間文庫)