日本で暮らしていると分からない"ダイバーシティ"の実際。
母子の会話:
「多様性ってやつは物事をややこしくするし、喧嘩や衝突が絶えないし、そりゃないほうが楽よ」
「楽じゃないものが、どうしていいの?」
「楽ばっかりしてると、無知になるから」
これは、エンパシーが、(シンパシーが感情的状態であるのと異なり、)「知的作業」だということに通じる。
ダイバーシティについて日本では観念的な理解すらおぼつかないところがあるが、きれいごとでない、母ちゃんと息子の体験を共有できる。
それから、小僧がなかなかいい奴だ。