2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧
政治学というのは、丸山真男「日本の思想」などもそうなのでしょうけれど、人間の考え方や行動をつきつめていく側面をもつ学問なのでしょう。ただ、それを具体的(政治)状況にあてはめていく場合に、それは学問なのだか何だかわかりにくくなっていくのかもし…
文学史上重要な作品なのでしょうが、面白くは読めませんでした。1923年に上梓されたものとのことで、本書の初版は1955年です。翻訳*1のせいということもないのでしょうが、読みにくい感じもします。 この作品集には「吶喊」という名前があるらしいのですが、…
食品、健康などをめぐるメディアの酷さはまあうんざりするほど承知していますが、科学者にも相当いい加減なのがいるようであきれます。こういうのが受け入れられる素地としての衆愚の問題かもしれませんが…。 有機食品が安全とは無縁の概念であることはもっ…
生と死の境を知るイタコをめぐるサスペンスホラーです。比較的初期の作品ですけれど、ぐいぐい読ませる力は既に。 聖域 (講談社文庫)作者: 篠田節子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 60回この商品を含むブログ (16…
近所の本屋さんにて立ち読みで読み切りました。失礼。 今のメディアなり政治家の振る舞いをみれば、何のためらいもなく「衆愚の時代」とレッテルを貼ることができるでしょう。愚痴ってどうなるものでもないですけれど、どうすればよいのかもよくわからないで…