HONMEMO

読書備忘録です。

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

すべての道はローマに通ず〜ローマ人の物語27・28/塩野七生

年代を追っての記述からちょっと離れて、ローマのインフラ事業について語るインテルメッツォ。これまでのところでもさまざま語られていて、目新しくはないが、写真や図表が多いのが楽しい。 ローマ人の物語〈27〉すべての道はローマに通ず〈上〉 (新潮文庫)…

ミカドの肖像/猪瀬直樹

ミカド/天皇というキーワードで、宮家の土地を買い漁った堤康次郎、サボイオペラ「ミカド」、御真影という話を無理やりくっつけようとして、意味不明に陥っているような気がしないでもない。 辻井喬の「父の肖像」も読んでみようかな。「彷徨の季節の中で」…

芥川賞・直木賞

ほとんど関心を失っているが、メモ。 記事はここ(候補者はここ) メッタ切りはここ

賢帝の世紀〜ローマ人の物語24〜26/塩野七生

五賢帝のうちの3人、トライアヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウスの治世。比較的安定した時代ということもあって、物語としてはあまり面白くない。塩野節に飽きたと言うべきか。崩壊過程のローマ人のドラマに期待。 ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈…