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読書備忘録です。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

残念和食にもワケがある/岩村暢子

愕然とした。 残念和食にもワケがある - 写真で見るニッポンの食卓の今 (単行本) 作者: 岩村暢子 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/10/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る

もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために/加藤典洋

- 明治期、尊皇攘夷思想は、尊皇開国思想への集団転向によって隠蔽された。1930年代の皇国思想の激発は地下に潜っていた幕末の尊皇攘夷思想の噴出であり、2010年代の「(安倍政権下の政治・社会的)後退」は、臭いものとしてフタをされた皇国思想の噴出である…

大衆の幻像/竹内洋

- 大衆の原像という吉本用語 - 「大衆」天皇制、大衆高圧釜社会、大衆御神輿ゲーム - 引き下げデモクラシーの常態化、劣情デモクラシー - 大衆迎合が自己目的化した超ポピュリズム - 受託者型代表から委託者型代表へ。政治家の非知性主義の蔓延 - 「政治的適…

「日本人」という病/河合隼雄

標題はやや的外れ。「私抜き」の自然科学の知の限界、「私の(一人称の)死」といった私との関係での宗教、神話の重要性。 「日本人」という病 (静山社文庫) 作者: 河合隼雄 出版社/メーカー: 静山社 発売日: 2009/11/05 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 1…

量子革命/マンジット・クマール

量子革命: アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突 (新潮文庫) 作者: マンジットクマール,Manjit Kumar,青木薫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/01/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る