2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧
本書を読んでいる最中に、実際に野川という小川が武蔵野にあるのを知って、花見がてらに行ってみた。花は盛りを過ぎていたけれど。戦時下の隅田川は今のようなコンクリだったのかどうかよくわからないけれど、野川は公園になって、たぶん昔ながらの風情が保…
本屋大賞は、デビュー作での受賞ですか。10年経って、書店員の皆さんの先見の明が評価されればよいけれど…。
4分冊のうちの一冊しか手に入らなかったので、あとは図書館で借りよう*1。戦後日本の礎を築いた尊敬すべき人物だと思う。近頃の人気者白州次郎とは格が違う(比べるのがヘンか)。 回想十年〈1〉 (中公文庫)作者: 吉田茂出版社/メーカー: 中央公論社発売日: …
いつ発表されていたのか。もうすぐ大賞が決まるんですね。読んでみようかと思うのは飯嶋和一くらい。 本屋大賞
三島賞をとったということのようなので、出世作ということでしょうか?この本は、「河岸忘日抄」の系譜の、エッセイだか、小説だか、評論だか、なんだろという不思議な堀江敏幸独特のもの。この人の文章は、ラストがいい。表題作「おぱらばん」の卓球のシー…