SFコメディ(バカSF)として名高い。昔々、大森望が激賞していた記憶がある。この手のは合わないと思いつつ、イーロン・マスクの愛読書ということもあって、読んでみた。
世に絶賛されているのに、どこが良い(面白い)のかさっぱりわからなかったのはやはりちと悲しい。
銀河帝国大統領に求められる資質が計算ずくでちゃらんぽらんをやる能力だとか、地球がバイパスのために破壊される公示がすごくアクセスのしにくいところにされていたとか、コンピュータが哲学者に「生命、宇宙、その他もろもろの回答」には750万年かかるからその間甘い汁が吸えると説明したら納得したとか、答えより問いを立てるのが難しいとか、ウィットに富む?突然クジラが出てきたり、コンピュータが鬱病だったり、小ネタが面白い?地球を建造するとか壮大なエピソードが興味深い?
英国人又は英語ネイティブだともっと楽しめるようだけれども。
イーロン・マスクは本書の特にどこに惹かれたとか、あるのだろうか?
100点満点で42点