94年から2001年にかけて諸誌に書かれた書評を02年にまとめたものの文庫化。本ノオトと掛けているのだろうと思っていたら、やはりあとがきにその旨あったのだが、その上に「本音」も聞き取っていただければとあって、座布団一枚。
書評に書き方はないが、「簡単なあらすじや内容の刈り込み方で、評者の力量はたいてい知れてしまう」という指摘になるほどと思う。私には縁のない本が大宗だけれど、書評自体を楽しむ。
- 作者: 堀江敏幸
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/10/22
- メディア: 文庫
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