道徳的直観というものが生得的なもの(本能)であるというのは論拠がもう一つしっくりこないけれど、まあ直感的にそうなのかなと思う。一方、宗教行動が集団選択(淘汰)の結果としての進化した行動なのだというのは、原始社会の信仰(儀礼、音楽、舞踏など)についてはそうなのかなとも思うけれど、三大一神教との関係では論旨が良く分からない。(私の能力的な問題か)
ちょっと期待していた内容と違うもので、読みにくかった。
- 作者: ニコラス・ウェイド,依田卓巳
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2011/04/22
- メディア: 単行本
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