HONMEMO

読書備忘録です。

東京漂流/藤原新也

善行(反核運動、憲法擁護、ボランティアとか)や著者の言うところのコマーシャリズムが内包する『偽善』を問うていて、共感するところも多いのだけれど、その告発調の文体というのか何というのか違和感がすごく大きくて、読みながら不快感が募ってげんなりだった。昔々「乳の海」を結構面白く読んだ記憶があって読んだのだけれど…。

東京漂流 (朝日文庫)

東京漂流 (朝日文庫)

250円@街の古本屋さん。手元のものは新潮社の「新版 東京漂流 (新潮文庫)」だが、品切れあるいは絶版のようだ。