貧者に寄り添う「改革派」法王。
法王には、巨大組織を動かす俗的な能力が必要とされると。
取り組んでいる改革は、以下のように多岐にわたる。
・意識改革、機構改革(地方分権など)
・バチカン銀行改革
・他宗教、他教派、他国との関係改善
・中国問題
・性的虐待問題
・中絶、離婚問題、神父独身制、同性愛、女性司祭
特に性的虐待問題をめぐる対応の遅れなどで、人気は下降気味らしい。
改革は亀裂と対立を生む。離婚のような教義に関わる問題については、教会を支える信者を失うことにもなりかねない。
難問だらけだが、フランシスコの改革は続くであろうと。