HONMEMO

読書備忘録です。

平成怪奇小説傑作集1/東雅夫編

松浦寿輝で検索して。「千日手」は「もののたわむれ」所収ということなので、読んでいるけど記憶なし。忘れるとまた楽しめるからいいんだと言ったのは誰だったか。

面白いと思ったのは吉田知子「お供え」。名前すら知らなかった芥川賞作家。知ってる方が少ないから驚くには足らないけれど。異色なのは最貧国に成り下がり、核廃棄物を輸入する日本の生活を描く篠田節子「静かな黄昏の国」。

アンソロジーは時々読みたくなる。