HONMEMO

読書備忘録です。

2005-11-16から1日間の記事一覧

12月の新潮文庫新刊は盛りだくさん

12月の新潮文庫新刊*1は、「模倣犯」(3分冊のようだ)、「本格小説」(上下)、「博士の愛した数式」と盛りだくさんだ。早いところ積読本を消化しておかなくては・・・。 *1:http://www.shinchosha.co.jp/bunko/sokuho.html

人は見た目が9割/竹内一郎

「非言語コミュニケーション」入門ということだが、常識的なお話が取りとめもなく語られるだけで、新しい発見や驚きがほとんどなかった。「憎茶」ってのは知らなかったが。新潮新書に対しては期待値を下げているのでこんなものだろうって感じ。懲りもせず今…

雨月/藤沢周

「ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫―文芸コレクション)」がいかにも芥川賞受賞作らしいブンガク作品であるのに比べて、この作品は官能ホラーサスペンスという趣で、エンタメ要素もたっぷりなのだが、それでも、女のしぐさや匂いについての描写などじっくり…