この季節になると、何故だか自然に暮らす人の話を読みたくなる。早逝した写真家星野道夫の目が、心が捉えたアラスカの大自然、そこに暮らすインディアンなど人々の暮らし。そして星野の想い。
静かな言葉が心に沁みる。池澤夏樹の解説の一節『言ってみればぼくたちは、・・・彼(星野)の体験と幸福感を燃やして暖を取るエスキモーである。』
暖を取るために、折に触れて読み返すだろう本。
- 作者: 星野道夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/03
- メディア: 文庫
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