和田誠の仕事、装丁をめぐるエッセイ。私は文庫本それも古本ばかり買っているのだが、本来、ストックできる場所さえあれば単行本で装丁の美しさも含めて楽しみたいと思っている。谷川俊太郎、星新一、丸谷才一、村上春樹、つかこうへい等々数多くの本の装丁について語られるのだが、それぞれ本当に楽しそうに語られていて、読んでいる方も楽しくなる。バーコード問題なども含めて著者の装丁にかける矜持も伝わってきて爽やかだ。
以前から読みたいと思っている「倫敦巴里」も白水Uブックスで復刊されないかな。
- 作者: 和田誠
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
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