政治学というのは、丸山真男「日本の思想」などもそうなのでしょうけれど、人間の考え方や行動をつきつめていく側面をもつ学問なのでしょう。ただ、それを具体的(政治)状況にあてはめていく場合に、それは学問なのだか何だかわかりにくくなっていくのかもしれないと、本書の第3書までと最終章を読んで思いました。学問とは何かという議論も不毛ではありますが。
- 作者: 佐々木毅
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2009/06/19
- メディア: 新書
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