北支派遣軍第一軍の将兵のうち約2600人は、敗戦後も3年以上にわたり軍閥の部隊に編入されて共産軍と闘った。彼らは除隊後志願兵となったとの扱いで、補償、恩給が受けられないなどの不利益を受け、係争中だという。
その法的関係がどうかということをおいても、シベリア抑留などとはまた異なる、複雑な悲劇があったことを知る。
- 作者: 池谷薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/07/28
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北支派遣軍第一軍の将兵のうち約2600人は、敗戦後も3年以上にわたり軍閥の部隊に編入されて共産軍と闘った。彼らは除隊後志願兵となったとの扱いで、補償、恩給が受けられないなどの不利益を受け、係争中だという。
その法的関係がどうかということをおいても、シベリア抑留などとはまた異なる、複雑な悲劇があったことを知る。